坂本龍馬ネェ(苦笑)〜四国の旅4日目(高知)

寒さで目が覚める。時計を見たらAM4:20だった。
うぅ〜〜〜さむ!今回初めて寒くて目を覚ました。しばらく我慢していたが寝付けなくなりエンジンを掛けてエアコンを入れた。ガソリンもったいないし乾燥するしホントはイヤなんだけど仕方ありません。
すると間もなく寝ていた。今度は暑くて起きる(笑)AM5:45。エアコンを止めてエンジンも止めた。
今度は携帯のアラームで目を覚ました。ん〜〜〜車中泊3日目だけど体調はバッチリ!しかも今日はこの旅初めて朝から天気が良いぞ〜
今日は今後の予定もあり井ノ岬まで行かなければならないので忙しい。状況をみて防波堤灯台はパスだな。なんと言っても途中には「白ノ鼻灯台」と「山崎鼻灯台」があるし。

まずはR55でちょっと戻り住吉港へ。ここから出発!赤灯台がありました。

まだ点灯してました。雲はありますがまずまずの天気です。
続いては手結埼灯台。国道から岬に入る脇に道を進むと灯台がありました。

駐車場から直灯台です。非常に楽チン(笑)灯台はロケットのような形でデザイン灯台?って感じです。ここもまだ点灯しており、ちょっと得した気分。ついでに手結港に行き手結港外港第1防波堤灯台に立ち寄る。R55から県道14へ海沿いを走る。高知港に入り浦戸大橋が見えてきた。がその手前に赤い防波堤灯台を見つけ、近そうなので立ち寄った。全くの逆光だったが高知港種崎防波堤灯台だった。
橋を渡り、桂浜方面へ。するとすぐに看板を見つけた。

ん〜〜〜多分、高知灯台の入口だと思うけど駐車スペースが無い。この先は何か有料っぽい雰囲気がめっちゃしています。仕方なく、路肩に停めハザードを出して向かった。まぁ〜有料に停めても良いんですけどねぇ〜別に龍馬像見に行くわけでもないし。
灯台はまぁまぁの立派な灯台でした。敷地は門があり立入禁止のようだったが不法侵入。
今年はNHK大河ドラマが龍馬伝ということもあり観光客が沢山来るんでしょうかね?私って坂本龍馬ってあまり好きじゃないんですよね。つ〜か美化されすぎでしょう。本人に会ったわけではないけど・・・(笑)ドラマや小説の龍馬のキャラが嫌いなんですよね。武田鉄矢はここの像の前で泣いたそうだ(大笑)そんな奴だからあんなしょうも無い歌作るんだろう。龍馬ファンのみなさますみません。あ、大河は見てますよ(笑)
つづいて高知港御畳瀬防波堤灯台から高知港御畳瀬灯台

↑ここです。地図ではちょっと到達困難そうです。港の突き当りまでいくとおじさんが二人居て私を不審そうに見ている。私は精一杯の笑顔で「この先に灯台ってありますかね?」(笑)と尋ねるとお二人そろって「あるある」「行ける行ける」と連呼。ちょっと可笑しかったな〜

この先をすすむと小さい白灯台が見えてきました。

つづいては白ノ鼻灯台。
県道47号に駐車場があり、ここの階段より山道がある。

この山道はハイキングコースのようだがあまり人が歩いていないようでちょっと放置っぽく荒れ気味です。

入口よりやや急な坂道を登る。5分ほど歩くと手書きの道標がありました。

ここを当然灯台方面(右)へ進む。すると今までの道より更に道は悪くなった。

またしばらく進むと電柱が

ここがポイントです。この右に道が伸びています。赤いテープが目印

後はこのテープに導かれるままに進みます。途中急な下り坂があり2回ほど滑って尻餅をしてしまいました。途中テープが判り難い所もあり、また道はかなり薮化しています。なんとか慎重に進んでいく。
電柱よりやく15分ほど歩くと階段が目の前に。

この階段を登って行くと白ノ鼻灯台に到着!

めでたし!
しかし、帰りも赤テープにしたがって歩いていたのですが往きに逸れた手書きの道標とは違うハイキングコースの途中に出てきました。ですので赤テープは灯台への道しるべというより獣道に沿って付けられているのかもしれません。夏場は苦労するかもしれませんね〜

次は山崎鼻灯台。ここも灯台までの道が地形図にはありません。
一番近そうな造船所を目指す。途中関係者以外進入禁止の看板があり無視して進入しましたが造船所の車が来るとまずいのでちょっとしたスペースに駐車し徒歩で向かう。造船所奥の産廃所に到達。

地図によると更に先にも造船所らしき建物が記載されているのだが勿論道は無い。私の勘ではここより一度山道で先の造船所に向かいそこからさらに道があるかも?と思っていたのだが・・・。
仕方ないので産廃所より山にはいる。しばらくは獣道がのびていたが次第に道ではなくなってきた。単に沢だったようだ。杉並木の間をすり抜けるように山を登って行く。しかしかなり山道が急になりロープでもなければ登れないような斜度になった。周りを見渡すがロープは無い。しばらく周辺を歩き回ったが約1時間ついに諦めました。私が灯台訪問をしていて一番恐れている事、それは山深く入りすぎて遭難することです。今回もそんな身の危険を感じ・・・断念!もしかしたら岬の造船所とは反対側に道があるのかもしれませんが今回は残念でした。

対岸より。これでまた行けなかった灯台が1基増えてしまった。
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つづいて久礼港双名南島灯台に向かう。
地形図によると2つの島が堤防で繋がっているようで久礼港の右舷標識のような位置ですが灯台表によると白光のようです。

実際、灯台も白塔だった。R56から県道320へ更に双名島方面に入る。島への堤防の付根には駐車スペースもある。そこより下りる階段があり堤防を歩いてまず中間の島へ。しかし風が強かった。晴れてはいるのだが体感的に結構寒い。ダウンを車に置いてきてしまいちょっと後悔。
そして更に先の2つ目の島へ。灯台へは急ですが階段があり根元まで行ける。照射灯併設でした。
つづいて久礼港久礼防波堤灯台に向かう。ここは堤防も短く何て言う事はないのだが堤防の灯台脇に普通車が停まっていた。信じられません。多分、釣り人だろうけど・・・。ここまで車でくる必要があるの?私も進入禁止や立入禁止を無視しますので偉そうな事は言えませんが(笑)
そしてちょっと道は逸れてしまうが上ノ加江港防波堤灯台に立ち寄り興津埼灯台に向かう。

県道325より県道52で興津崎へ。ここで山沿いの道に入るとチラホラと雪が・・・。

晴れてはいるのだがきっと山で降っている雪が風で飛んできているようだ。まぁー積る心配はなさそう。先に進みます。

さて興津岬ですが・・・。出発前に「ん〜〜〜」と考えてしまった。↑の地図を見た限り、灯台へは2本の道が伸びている。不老ヶ谷からの道は実線。小室からの道は破線。やはりこれを見た感じでは不老ヶ谷から入るのが賢明だと思った。
そして不老ヶ谷の港まで行ったのだが岬に入る道が工事中だったのです。

右の上がる道が灯台方面の道ですが通行止め。かと言って小室からの道は破線なので多分ダート道。「結局歩くのならここから歩くか」と諦め港に車を止め徒歩で向かう。今度はダウンを着て防寒はOK。しばらく歩くと工事現場に着いた。

しかし、工事っても道路工事じゃ無いんですよね。道路に面した斜面って言うか路肩を工事しているんです。こんな工事で通行止めにしちゃうの?って感じです。ここから歩くと2km以上はありそう。
この写真の軽自動車とトラックがどいてくれれば車は通れるのです。
そこで工事のおっちゃんに
「すみませんが先に行きたいので車を通してくれませんか?」
ともの凄く控えめに言ってみた。すると
「どこいくの?」と返事
「いえ、ちょっと灯台に」と私
「あ〜だめだめ見ての通り工事中だよ」←ごもっとも(笑)
「それにその車じゃこの先の道は走れないよ」と言われた。
「この先って舗装してないんですか?」
「うん、石がごろごろ」
これで諦めもつきました。もう一度港に車を止めて工事現場を通り抜け歩き始めた。

しばらくはボロボロの舗装だったがすぐにダート道になった。この先には落石がゴロゴロで工事のおっちゃんの言うとおりだった。これは歩いて正解だったな〜と、もう歩くことに頭も切り替わっていた。途中、ちょっとだけ景色の良い所もあった。

道は普通の林道って感じでそれほどでもないのだがずーーーっとダラダラと上りで歩いていても単調で飽きてくる。そして35分で興津埼灯台に到着。

まだ、粉雪は降っているのだが青空で気分は良かった!寒かったけど。そして道を引き返すと

反対側に舗装路が・・・。え〜〜〜もしかしたら小室からだったら車でこれたの???あ〜〜〜〜
真実は知りたくないので調べていません(笑)

さて今日の最終ターゲット「井ノ岬灯台」へと向かう。
R55に戻り南下。岬方面へトンネル手前を旧道に入る。この灯台は地形図を見た限り到達は容易そうだった。旧道の岬先端をちょっと過ぎた(西へ)所に

丘に上がる端道があった。灯台方面に伸びているのでここを上っていく。

すると「衛生センター」に行く道の反対側に小径が伸びていた。ここに駐車スペースもあったので車を停めて山道に入る。

↑こんな感じの普通の道でした。所々草で怪しいところもありましたが進んでいく。
しかし、灯台は現れません。次第に岬の先端より離れていくがどこから道があるか判らないので更に進んでいく。すると突き抜けてしまい旧道に出てしまった。
あれ?困った。仕方ないので今度は旧道に降りて先ほどの「衛生センター」に入る道まで歩いて戻る。慎重に歩いていくのですが結局それらしき道が無いのでもう一度、車を停めたところへ。
車にも戻りもう一度、地図を確認。でもなんとも灯台への道は判らない。もう薄暗くなってきたしイライラしてきた。「もう、ええわ!適当なところをつき進んだる」←どこの言葉じゃ(笑)とまた先ほどの小径に入った。
今度は『この辺が岬の先端』って感じのところで草むらに入る。勿論、道などありません。
「痛っ」まわりは棘のついた木の枝が・・・。しかし自棄になって進むすると

点灯している井ノ岬灯台を発見!前に道は無いのですがもう進むしかない。枝の棘のせいで手の甲は薄っすら血が滲んでいます。もう泣きそう(汗)距離にすれば50m程だと思うんですがやっとの思いで灯台に到着。苦労した〜。まぁ実際、灯台まで行ってしまうと木が多くて(以下略)。
もう暗くてブレブレですが初点記念銘板を撮影してみると「伊ノ岬灯台」となっていた。
そして灯台の反対側には道が伸びていたのです。普段は絶対に来た道を戻るのですが今回は封印を解いて(笑)多分、正規の道を戻りました。道はやはり旧道に下っていきます。最後がちょっと急でロープがありました。

・・・で最後のこのロープを下ると

旧道に出てきました。これが入口。わからネーヨ。冬でこの状態では夏は全くですねー
でもこちらからの方が圧倒的に歩きやすいです。まぁ〜本来の道なので当然ですが(笑)
ちなみにこのロープの旧道を挟んだ反対側には

↑この看板があります。今後、行かれる方はご参考に

これで今日は終了!もう暗くなってきた。車から結構離れていたので戻るのに10分も掛かってしまった。もう一度資料を確認すると上川口港灯台まで行っておいたほうがよさそう。予定を変更して上川口に向かう。だんだん暗くなってきて雪も多くなってきた。上川口港に着き雪の中カメラを持って岬の下までついたが上がる道が見つからない。しかも灯台の光も確認できない。暗くなったし雪も降っているので今日は諦めました。

そして今夜の宿泊先である宿毛に向かう。ちょっと雪が多くなってきた(汗)

R56は山の中を抜け宿毛に向かっているので雪が心配でしたが、何とか宿毛に到着。
今日も体力的にはまだまだ車中泊でOKなのだがやたらな所で一晩過ごし、このまま雪が降り積もると朝スタックして動けなくなるのでは?と思った。ん〜〜〜仕方ないBHに泊まろう。
宿毛に入るとちょっと目立つBHがあり駐車場に入る。もう周りの車には雪が積ってきています。フロントで問い合わせると禁煙シングル4900円で駐車場は無料。ここに決定!
しかもここは部屋に持ち込めるノートPCが無料でレンタル出来た!ちょっと調べ事もあったのでラッキー!携帯+デジカメと充電。
ラーメンが食べたかったが近所に無かったので仕方なく「ほか弁」で海苔弁の大を購入。
部屋では今後の計画を再構築して24時に就寝しました。

ビジネスホテル「ホテルアバン宿毛」
あれ?「井ノ岬」から「宿毛」の灯台は?と思われるでしょう?答えは明日(笑)
走行距離270km(累計1440km)

コメント
11/20山崎鼻灯台に行ってきました。
造船所の手前にあるNHKの施設横から海蔵寺山山頂を目指します(山頂まで約30分、急勾配です)山頂にNTT反射板があります。あとは尾根づたいのけもの道を一直線に進み、最後、急斜面を下れば到達です。灯台の横に海津見神社があります。(総時間片道1時間15〜30分くらい。ロープは不用です。)最後の急斜面で戦時中の施設廃墟を通過出来れば方向間違いなしです。短距離なので地形図を見ながら行けば確実に行けます。灯台から造船所方面に下る道が伸びてましたがもし帰れなかったら時間ロスなので行きませんでした。。あとNHK施設から海蔵寺山山頂までは目印を付けた方がいいと思います。私は間違って造船所の入口付近に下りてしまったので。。下りる途中、ロープがありました。以前は造船所入口付近〜海蔵寺山経由で灯台に行っていたと思います。
PS.造船所の反対側(太平洋側)からは道は無く、すごい急勾配なので灯台へは行けないです。
  • oyazi
  • 2010/11/21 10:37 PM
oyaziさんコメントありがとうございます。

次回の機会(いつになるやら)にチャレンジしてみますね
  • dunkan
  • 2010/11/22 7:11 PM
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