尻屋埼灯台一般公開へ

昨晩、寝る前に今日の予定を考えた。
尻屋埼灯台の公開が10:00~15:00なのですが今回は下北半島はあまり考えていなかった。でも資料は持ってきたので行こうと思えば行ける。考えはしたのだがいいプランは浮かばず、尻屋埼灯台に行く前に近場の陸奥黒崎灯台には行こうかな?と思っていた。

朝、6時に起床(いつもよりやや遅い)。朝食は頼まなかったのでそのままチェックアウト。
予定通り陸奥黒崎灯台に向かう。途中の防波堤灯台は残念ですがパス。
大湊の先では港に軍艦が停泊していた。R338から黒崎方面へ舗装路を入ると突当たりは畑になっていて灯台が見えた。

灯台付近はダート道で私の車では走れないので舗装路のスペースに駐車して徒歩で向かった。灯台は白黒灯台なのだが小型なのでオーラというか迫力は無い。

そしてこの後を考えたのだがもう尻屋埼に向かう事にした。
来た道を戻りむつからR279で北上し海に出た。ここより東へ尻屋埼へ向かう。
まだ、時間的には早いのでこの間の防波堤灯台には寄ることにした。
まずは関根浜港の防波堤3基と指向灯。

地図を見てきてみると「海洋研究開発所」という建物があり港はこの敷地内だった。唯一、関根浜港西防波堤掬台だけ見えたので遠景より撮影し、根元向かって海岸を進む。しかし消波ブロック+バリケードで近寄ることが出来ない。(無理すれば行けるかも)指向灯も判らなくあっさりと諦める。指向灯は灯台表によると9.7mと小さいので施設内にあるのかもしれない。
※帰宅後調べてみるとここの航路標識は全て許可標識でした。

次の野牛港第2東防波堤北灯台は堤防が切れていて海の中。どうも今日は調子が悪い・・・。
その先の陸奥岩屋港第二北防波堤灯台は根元まで行けたものの尻屋岬港尻屋東防波堤灯台は「三菱マテリアル」の中でしかも堤防は海の中。到達できず遠撮。

イマイチの中、尻屋崎に来た!

寒立馬の保護ゲート?を潜って岬先端に向かう。ここは2回目なので記憶にも残っている。


そして灯台に。近くの駐車場には既に観光客が数グループいて車もそこそこ停まっている。私も駐車場に入れ灯台へ。AM9:40。まだ20分前だった。

まだ準備中とのことで登れなかったが敷地内は探索できた。
前回見ることが出来なかった初点記念額。やはり中の扉の上にあった。

思っていた通りの初点記念額で満足。
(後日、この件は別件で記述したいと思います)


まだ時間もあったので近くにいた寒立馬を見に行く。前回来たときも勿論、寒立馬はいたのだが灯台の近くには全く居なく灯台との写真が撮れなかったので今回はよかった。

そしていよいよ内部へ。階段、内壁はそれなりに風化している。参観灯台ではないので無用なメンテはしていないのだろう。光も明取りの窓からの光のみ。雰囲気は良い♪

階段は128段。
犬吠埼灯台は31mで99段
尻屋埼灯台は33mで128段。やはり犬吠埼は単に語呂(九十九里)合わせだった事を再確認
同じレンガ造だし構造は殆ど同じだろう。(ちなみに犬吠埼も2重レンガ造)
※角島灯台は石造で1重の石組み。出雲日御碕灯台は内レンガ外石の2重構造。
角島灯台はレンガの内壁がある外石+内レンガの2重構造でした。間違った記載をしまして申し訳ございません(追記2012.4.20)ちなみにこのレンガは菅島灯台に使われたレンガと同じ所で製造されたそうです。


上まで来た。尻屋埼大根照射灯がある。これも見たかった。秋田県の入道埼灯台でも同じような造りだった。これは内部に入らないと確認できないところです。


外から照射灯を見る。完全にデザイン一体化されていてなかなか好感の持てる形。おそらく後付けだろうけど灯台全体の雰囲気を壊さずセンスを感じる。


灯台上の回廊から尻屋崎の先端。この日は天気も良く北海道も見えた。

なんだかんだで約2時間。灯台見学や周りの雰囲気、景色などを楽しんだ。
車に戻りジュースを飲みながら今後を考える。まだAM11:30。今回の灯台訪問の目的は言うまでも無くここ尻屋埼灯台の一般公開でそれを果たしてしまってもう充分に達成感を得ていた。また、灯台自体が大変素晴らしく、なんかこの後に別の灯台に行ってもナ〜。

いろいろ考えたが大間埼灯台か陸奥弁天島灯台以外にこの充実した気持ちの中で行きたいと思う灯台が無かった。
両方とも渡船でなければ近づけず、勿論予約など取っていない。とりあえず大間まで行ってダメなら脇野沢あたりまで行ってみようと思って出発した。

大間に到着。大間崎近くの無料駐車場に停め、まずは港に行き漁師さんに交渉しようと思ったが、ちょうどお昼時で港に人影は無かった。でも・・・と思い歩いていると昆布を干しているおじさんが居た。
ここより省略しますがいろいろありましてそのおじさんから釣り渡船をしている別のおじさん(笑)を紹介してもらい、教えてもらったそのおじさんの家に行く。教えられた家に行ってみるが誰も居ない。声を掛けてみるが応答は無い。仕方なく港にもどりさっきのおじさんに「居ませんでした」と言うと「どっかでかけてるのかな?」と。
そうこうし、その昆布のおじさんと世間話をしているとまた別のおじさんが話しに加わり「俺が乗せてってもいいけど」となったがこのおじさんは許可(遊漁船の免許?)を持っていないらしく、昆布のおじさんに「止めとけ」と言われた。正直、私は「乗せていってくれればどうでも・・・」と思ったのだが、お詫びのつもりかもう一人のおじさんがウニを持ってきてくれて私に振舞ってくれた。なんでも市場には下ろせない規格外(小さい)のウニとの事。まだ生きている。それを片っ端から割っていって私にくれた。私はウニが大好物なので遠慮なしに頂いた。8個位かな?割って中身を食べたウニの殻がまだ動いていてちょっと可愛そうだったけど(笑)
そしてもう一度、釣り渡船のお宅に行く事にしておじさん2人と別れた。
渡船のおじさんの家に行くと奥さんらしき人が居て事情を説明していると表から渡船のおじさんとさっきの昆布のおじさんがやってきた。昆布のおじさんは自転車で私を追いかけてきてくれたようだ。
すでに話がついていたようで渡船のおじさんは軽自動車に乗りなさいと私に。
これで弁天島(大間)に渡れる!

港にはおじさんの渡船のボートがあり乗り込む。

このおじさんといろいろお話をしながら弁天島に向かった。港に居たおじさん2人は結構な津軽弁?で話の半分ぐらいしか理解できなかったがこのおじさんの話はほぼ100%理解できた。それもそもはずこのおじさん、東京の世田谷で6年間サラリーマンをしてたそうです。


ヘリコプターが大間沖で墜落した話や大間の原発の話などをしているうちに弁天島に近づいてきた。
そして上陸。プチ感動。とりあえず灯台へ。島は草が多くコンクリートの歩道しか歩けなかった。可能な範囲で灯台の撮影をするがどうもイマイチ。大間埼灯台は対岸からクキド瀬戸を挟んでみたほうがよっぽど良いように感じた。でもまぁこれも上陸してみなければ判らなかった事。


弁天島から大間崎を望む。通常の逆ですね


島にはいたるところに鴎の死骸がある。このときはすでに白骨化していましたが時期によっては悪臭がしているのかも・・・。この手のものが苦手な人は上陸は考えたほうがいいと思います。
約30分撮影して、船着場のおじさんのもとへ

帰りには私のワガママでゲンベイ礁灯標に近寄ってもらう。


この灯標近くで見るとかなり大きい。この辺は潮も速く船を停止していられない。これで港に戻った。
おじさんは帰りも駐車場まで車で送ってくれると言ってくれたがちょっとお店を見たかったのでお礼を言っておじさんと別れ、歩いて帰る。大間崎の観光施設で『本州最北端大間崎到着証明書』を買い車に戻った。

この後はまだ時間もあるので陸奥弁天島灯台に行くのも良いのだがそうそうアポ無しで渡船なんてゲットできないだろうし、やはり尻屋埼灯台の訪問で気持ち的に満足してしまっていた。現に今行ってきた大間埼灯台もあれほど行きたかったのに感動はイマイチだった。
陸奥弁天島灯台も行くのを楽しみにしているところだけどこんな状況で行けたとしても感動が薄いものになってしまうのではないか?それに下北半島はまだ防波堤灯台を行き尽してはいないし青森はまだ夏泊半島の灯台も未踏だ。またの機会にしよう!

ということで明日のことも考え、帰路につくことにして、いつものようにカーナビに自宅をセット

857kmで到着推定時間はAM2:44・・・笑うしかない。
でも愛媛県の室ケ鼻の時には915kmだったのでまだここのほうが近いんだな〜と


本州最北端からの帰宅。


途中、福島あたりで事故渋滞。7km進むのに1時間も掛かってしまった。他も部分的にノロノロ運転を強いられ日付変わって29日のAM2:16に帰宅。
あ〜〜〜疲れた。けど充実の灯台訪問でした。
走行距離=1002.5km(2日間=1988.0km)
=====================完=====================
 

コメント
こんにちは。訪問記読ませていただきました。
「これで、二日間?」って感じの充実ぶりですね(笑)
それにしても良い天気に恵まれましたね。羨ましい!
どの写真も爽快で癒されましたー!

照射灯ですが、(僕は入道埼しか生で見たことないですが)
カッコイイと感じてました。
舟の交渉なども人間味が溢れていていいですね。

今回も読み応えのある訪問記をありがとうございました!
  • uoo
  • 2011/09/12 1:42 PM
uooさん
いつもありがとうございます。
今回は充実しまくりで帰ってきてからどっと疲れがきました。いまだに余韻を楽しんでいます。
やはり尻屋埼は圧倒的で本当に楽しかった。
海保の方の話では来年もやるかも・・・との事でしたので、また来年も行っちゃうかも(笑)
今回はRAW撮影を試そうかと思っていましたが、失敗を恐れて・・・(汗)
一度、どこか失敗してもいい時にチャレンジしてみようかと思っています。(近場の灯台訪問とかで)
僕のCaptureNXのパッケージの写真、剱埼灯台でした。
  • dunkan
  • 2011/09/12 8:19 PM
来年もあったら、計画立てて行きたいなぁ。

いつもはJPEGで撮影なんですか?
たしか、RAWとJPEGを同時に記録してくれる設定があったような。
もちろん撮影可能枚数は少なくなりますが……

CaptureNXのパッケージ、僕もそれ!
これ、劔埼灯台だったんですね(笑)
  • uoo
  • 2011/09/13 7:28 AM
>RAWとJPEGを同時に記録してくれる設定
おっ!そう言えばあった気もする(笑)
僕はCF16Gを使っているので1泊2日程度なら問題ないと思います。今度チャレンジしてみます。
  • dunkan
  • 2011/09/13 12:32 PM
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