戸馳島〜湯島、天草上島の灯台訪問

朝、6時に起きる。
もう既に明るくはなっていたが埠頭には人影は無い。一応、港湾設備なのでささっと退散する。近くの遊歩道脇に水道栓があったので歯磨き洗顔。
今日はなんといっても戸馳島灯台だ!
2008年のGWにこの地に来た。当然、戸馳島灯台の訪問も予定に入れていたし灯台を目指した。なのに到達することが出来なかった。
先にも書いたが当時はまだ経験も浅くネットで灯台への道の情報は調べる事はしていた。まぁ〜それほど調べ倒していたわけでも無いのだが、この戸馳島灯台は行く事ができる灯台だと認識していた。
そこで定番の国土地理院の地形図をみると灯台までの道が書いてあるではないか!私はそれを見たときにこれは簡単に行けると思い、あまりこの灯台についての情報は収集しなかった。

で、実際向かってみると果樹園の近くにはあちらこちらに「駐車禁止」の看板。「違法駐車は通報します」「関係者以外立入禁止」の看板が立っていた。しかし、駐車場は無いので仕方なく控えめに勿論邪魔にならないように路駐して地形図の道を目指し山の上を目指した。
でも、全く見つかりません。舗装路からそれらしい端道のようなものがあるのだが草にまみれて進む事が出来ない。1時間ほど探してみるがどうしても見つからず、車も心配になってきたので、一度駐車しているところへ戻って改めて地図を確認。
山からの道は無さそうなので一度、海岸に出てみようと思い、それらしき道を発見したがここにも駐車禁止の看板がたくさんあった。
それでも路駐して海に出て岬を目指したがついには浜の岩場に突当たってしまいそこから先にはいけなかった(地図の灯台マークの直ぐ下の岩場)

以前このブログで行けなかった灯台の事を書いた時に戸馳島灯台についてメールを貰った。「わりと簡単にいけますよ」と・・・。
それから3年ついにリベンジの時が(笑)

前置きが長くなったがそのメールには前回、行き止まりの岩に行き着いてしまった海岸から灯台への山道があるそうである。今回はその情報を元に行く事にした。
港から東へ国道266号を走ると戸馳島に渡るオレンジ色の橋が見えてきた。戸馳島は完全な島だが橋でつながっているのであまり離島って意識は無い。橋を渡り左折

途中には道標もある。灯台は片島灯台となっている。この看板は前回も見ていたのだがw
地図を見ると地名は片島だ。この道標を灯台方面へ

一度、海沿いの道へ出てさらに進むと、前回来た海岸へ出る道の入口へと来た。すると前回あれほどあった「駐車禁止」の立看板が全く無くなっていた。付近は相変わらずの果樹園のビニールハウスが並んでいる。

地図にはバッチリと破線が灯台に繋がっている(これを信じちゃ〜いけません)
そうして前回と同じ場所の入口脇の茂みに車を突っ込んで海岸へと向う

途中までアスファルトの舗装路で2分ほどで海岸へ

その海岸手前には駐禁の看板がありました。私が気がついたのはここだけです。


海岸に出て島の南端を目指す。ここも見覚えのある浜です。前回より浜が狭くなっているようだが潮が満ちているのかもしれない。
そして

暫く歩くとメールで頂いた情報どおり「戸馳島燈臺用地」の石碑が・・・
なんで前回気が付かなかったんだろう?おそらく灯台へは山越えでコチラのルートは来た事は来たがあまり真剣みが無かったのかもしれない。しかも前ばかり見て歩いていたのだろう灯台には全く気が付かなかった(汗)
その石碑から山道がつづいていた

しっかりとした割と広い道です。九十九折れですが快適な山道。ここは蜘蛛の巣もあまり無かった。

そして海岸から10分程で灯台へ
あ〜〜〜ついに。

灯台は石造の保存灯台。灯器はLEDになってましたが味わいのある灯台です。


灯台後ろにはここにも入口がある。地形図の道を辿ってくるとここに来るのだろうか?
まぁ〜試しはしませんでしたが。
ついに積年の悔しさが晴らされました。なんと言っても灯台が素晴らしいので来てよかった!約1時間ほど居て車に戻った。
途中、寺島灯台が見えた

遠景ではあるが出来るだけ近づけるところまで行き撮影。この灯台も機会があったら近くまで行ってみたいが、多分無いだろう・・・。
そして橋を渡り三角灯台へと向かう。


三角灯台の手前には三角港荷島灯台があり前回は天門橋の上から撮影したが今度は橋の手前の工場?付近から撮影した。

ここの方が近いけど写真的にはあまり面白くは無かった。どうせ島なので近づく事は出来ないのでまぁこれでイイっか

で、橋を渡って三角灯台へと向かったのだが手前の港に車を停め民家が無くなるあたりでスコールのような大雨になった。

空は明るいので通り雨だろうと思い暫く岩の窪みで雨宿り。船の時間を気にしていたのでちょっともどかしかった。
雨は数分で止んだのだが、その雨で灯台に向かう道の草木が濡れて、その中を歩くのでズボンがびっしょりになってしまった(涙)しかも、草がものすごく何度か引き返そうかとも思ったが三角灯台はLED化されたようなのでやはり見ておきたかった。

草はびっしょりです。


こんなに遠かったけ?と思って歩いているとようやく階段が見えてきた。正確には階段の手摺代わりのロープがですが


階段も草がこんな状態。昨年の夏に行った小泊岬北灯台の階段よりはまだましだったけど
そうして漸く灯台に到着

LED灯器。灯器以外は特に変わった様子も無く

日時計の残骸?を発見。そこでまた雨が降ってきたので強くならないうちに今度は急いで車へと戻った。

途中、濡れた草でコケそうになりながらも無事戻れた。
しかし、下半身はパンツ♡までびっしょり。漁港でズボンを履き替える。ホントはパンツも替えたかったがお盆と言うこともあり結構人が居たので自重しました。

んで、時間も押してきたので湯島行きの出る江樋戸港へと向かう。
車は昨日下見した駐車場に停め港へ行くがやはり湯島行きの乗場がわからない。
近くに居たおばちゃんに聞くとここから西に少し行ったところだと教えてもらい、5分ほど歩くと乗場が見えてきた。

乗場付近には車が溢れていた。そして島に渡るファミリーも多い。
この便はチケット制ではなく船内で現金清算だった。ちょっと残念・・・。

ニュー菊盛
渡船代は片道600円。内海なので全く船は揺れる事は無く30分で湯島へ。お盆なので思ったより人が多い。静かな離島の情緒は無いがこれはこれで賑やかでいいかも。灯台は島の船着場より左の方向になる。港にはマップがあり灯台も記載があった。

舗装されている海岸線の道を灯台に向かって歩いて行くと、海水浴場の先に湯島港8号防波堤北灯台が見える。しかし堤防は海の中で歩いては行けない。海水浴場だし泳げば行けそうだけど(笑)まぁ〜泳げば行けるなって言ってる奴が泳いでいった事あるのか知らないけどねwww
帰りの船までは時間もあるしゆっくり歩いていたら、30代後半ぐらいのおじさんに追い抜かれた。そのおじさんはウエストバックのみで急ぎ足。どうみても普通の旅行者っぽくはないし島民って感じもしない。もしかして同業者?と思った。だとするとこの人も灯台へ行くのだろうか?

暫く歩いて行くと灯台へ向かうと思われる階段が見えてきた。階段の脇の看板には『一ちょ墓 供養塔』とあった。先ほど私を追い抜いていったおじさんはその塔の付近で看板を眺めていた。私は特に興味は無いwので灯台へと向かったのだが、おじさんは灯台へは来なかった。(内心、良かった!と思った)

階段脇にはここにも『灯台用地』の石碑がある。灯台は結構古いのだろうか?


階段を上り短い山道を歩いて行くと灯台に到着した。付近は広いので昔は灯台職員の住居があったのかもしれない。灯台前には門があり扉はあるが施錠はしていなかった。
灯台に近寄ってみると初点記念額には「初點大正五年十二月一日」と右書きであった。ふ〜ん大正初期の灯台なんだ〜と思った。が、今まで見てきた大正の灯台はどこか雰囲気があってアートな美しさがあり個人的には好きな灯台が多かったのだが、湯島灯台にはそういったオーラは感じなかった。まぁ〜形が普通の形だったからですが昭和っぽい。
建設時あまり費用は掛かってなさそう。設置に緊急性があったのかもしれない。もしかしたら塔は建て直されてる?

一通り撮影して港へと戻る。

湯島は談合島とも呼ばれているようです。気になる方はwikiでも見てください。
港にはさっきのおじさんがいて私と同じく12:00の便で江樋戸港に戻るようです。離島マニアかな?
これで今回の旅で唯一の離島の旅は終わりました。天気がすっきりしなかったのは残念でしたが灯台にも行けたし満足です。

さて今日はこれから天草上島の南側を国道266号を中心に進み、本渡のビジホで宿泊の予定。まずはパールラインで上島に入る。すると沖合いに合津港長瀬灯標が見えたのでやや遠かったが撮影した。そして天草港阿村西防波堤灯台に向かう。
阿村港は阿村トンネル手前から脇道に入ると漁協があり直ぐに判って堤防もその先に見えるのだが肝心の天草港阿村西防波堤灯台が見えない。
堤防は長いのだがよく見ると堤防の先に簡易標識が見える。が、福岡の福岡県三池港内港口南灯台みたいなのもあったので遠かったが近くまで歩いていった。でも、どう見ても灯台ではないですね〜足元は割と最近コンクリートを打ち直した跡があったし。とりあえず写真は撮っておいたが・・・
※帰宅後調べてみたらやはり廃止されていた
この、堤防からは下大戸ノ鼻灯台が見えた。隣には確か九州一の高さの送電の鉄塔が立っている。
阿村港をぐるっと回り下大戸ノ岬へ。運転しながらも天草港阿村西防波堤灯台を探すが見つからなかった。

下大戸ノ岬へはあまり広くは無いが舗装路が続いていて容易に行く事ができる。
前回同様灯台前のスペースに駐車して灯台へ。『マムシ注意』の看板はまだあった。
そして灯台へと行くと・・・。

入口の扉には鍵が。前回来たときには開放されてたのに。今回は併設されている下大戸ノ鼻宗兵瀬照射灯を確認したかったのに!
色々と見る角度を変えてみるが夏草で思ったようにはいかず、結局照射灯を見る事はできなかった。残念。。。多分冬でも難しかったかも。

草むらから灯台。手前の草は私の背丈ほどあり下半分は見えない。ちなみにマムシには勿論注意はしていましたが、蛇って盛夏の時期の日差しの強い日中は殆ど動かないらしいです。巣にでも足を突っ込まない限りは・・・と思っていました。まぁ〜絶対とはいえませんがネ(沖縄でハブのことを聞いた時に教えてもらった)保証はいたしません(笑)
イマイチ消化不良で次へ
国道266号を南下していくと海上に牟田港牛瀬灯標が見えてきた。比較的岸から近かったので車を路駐して近づけるところまで近づいてみる事に

港の手前になにかの会社の小さな事務所のようなものがあり海側に埋め立てたようなところがあったのでそこの先端から撮影してみた。かなり近かった。そして上天草港永目南防波堤灯台へ

堤防はやや長かったが問題なく到達。この辺りの港ではまったく釣り人は見かけなかった。お盆だからかな?
そして次に向かった姫戸港南防波堤灯台の堤防からは雨竜埼灯台の頭が見える

雨竜埼灯台は前回も来たのだが、ここも灯台周辺に全くスペースが無く写真が残念なものだったので広角レンズを手にした今、再訪して撮り直そうと考えていました。
国道266号からトンネル手前を岬方面へと向かう

道はそれほど車幅は無いが舗装してあって問題なしです。
突き当りが海老の養殖所。これも前回来た時と変わりなかった。前回はこの先まで車で入れさせてもらったのだが今回は人が居なかったのでこの門の手前に路駐して向かった。

一応、関係車両以外立入禁止とあったので・・・。ただここからは結構歩きました。
暫く歩いてイケス?のようなプールのようなところへ出た。この景色も見覚えはある。ただ養殖池の奥は採石場になっていた。前回は?覚えていません。何れにしてもお盆なので採石場も養殖場も休みのようでした。

池を越えると事務所のような工場の様な建物の脇を抜け一度、海岸に
そして少し歩いた左側にチェーンのある道。

何となくですが覚えていた。この先を進む


暫くは眺めのイイ稜線の道ですが灯台手前はやや急な山道になります
そして灯台へ

今回は広角レンズしか持ってこなかったんですが写真のように灯台の手前は綺麗に伐採されていてスペースがあった。木の切り株を見るとまだ最近のようなのでお盆前に切ったのかも。撮影はしやすかったけどこれなら何時も使っている高倍率ズームでも事足りました。灯器はLEDでした。

次は前回の旅では寄らなかった樋島へ。
樋島は橋で繋がっているので車で行ける。まずは島の北側にある上天草港樋島防波堤灯台へ

灯台は直ぐに見つかったが堤防には運搬船?が係留してあって狭く感じた。
で、樋ノ島に来た目的の樋ノ島灯台へ。赤灯台です。私の分類では銘に『堤』が付かないので沿岸灯台扱いですが・・・防波堤灯台です。

この灯台は岸にあり低いところに立っていますが樋川大橋を渡る時に目立っていたので確認できた。釣り人が居たが私が行くと撮影時には退いてくれた。
その後、何箇所か防波堤灯台を回り上天草港大道中園防波堤灯台に付いた。

ここは車でかなり近くまで行け楽だった。・・・けど天気が悪くなってきた。

そして次は再訪になる唐網代鼻灯台へ
ここは前回、灯台への道が見つからず結局、港に居た漁師さんに道を聞いて到達できた思い出のある灯台。前回のルートを辿ってみると

目印の物置小屋はまだあり全く前回変わった様子は無く灯台に着いた。


ここも灯台手前は草が伐採されていて広々としていた。前回は草が酷くて撮影ポイントも限られていたのだが


今回はすっきりしていました。(天気が良ければもうちょっと気合入れて撮ったんですがw)

そうして港によりながら西へと向かうと

天草港棚底曙防波堤灯台でまたスコールのような大雨に。
暫く港で車の中で休んで様子を見ていたが一向に止む気配は無く、「もう今日は終わりにしよう」となり宿泊地である本渡に車を向けて走り出した。すると数分走ると雨が止んだ。

どうするか悩んだが明日は下島を回りたいので上島は今日の内に周っておきたいと考え引き返した。

雨はパラパラ降っては止み、でしたが天草港栖本柳田防波堤灯台で今日は終了!
ホントは本渡瀬戸の灯標なんかも見ようと思ってたんですが天気も悪く空も暗くなってきたので諦めました。

さぁ〜予約をしていた『天草プラザホテル』へ向かう。
このホテルにした訳は、前回来たときにここの系列の『プラザアネックス』に宿泊したんですが、その時の接客対応が非常に良かったからです。
お腹がすいたので天草の中心街の国道324号を通りながら食事をしようかと思い運転していたが、どうも駐車するタイミングと信号機があわず、途中で黄色の看板のラーメン屋さんに入ろうと思ったが入れずでした。(このときは異常にラーメンが食べたった)

そうこうする内にホテルに着いてしまった。
駐車場はいっぱいだったが予約をしていたので受付へ。ここでチェックイン。車のキーは預けてくださいと言われ渡した。
天草の観光パンフレットを貰って部屋へ。それを見ると近くに温泉もあるようだが今夜は折角のホテル泊なので部屋のシャワーと決めた。各種、充電して食事に出かけた。
ホテルの周りをぶらつくが入り易すそうなレストランや食堂が無く、行きに見たラーメン屋まで歩こうかとも思ったが結構距離がありそうなので結局、コンビニへ(汗)

ホテルへ戻り何時もように弁当とビールモドキで夕飯。テレビを見ながら今後の予定を考えた。
明日は下島を周るがそれ以降・・・どうするか?
一応、長崎県の資料も半島と三重式見港までは作って持ってきていた。大瀬埼灯台へは行けなかったが伊王島灯台には行きたい。熊本県は鹿児島県の境の水俣までの資料は作っていた。明日を除くとあと2日間。色々考えたが天気予報を加味して考える事にして寝た。

『天草プラザホテル』ですが・・・接客は可も無く不可も無く標準的なBHでした(笑)いや〜〜〜長いログになってしまった(汗)読むだけで疲れます
つづく

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